はとバスツアーの記録
私のように車を持っていない人間にとっては、近距離旅行の移動手段は電車かバス。ただ、バスは電車と比べて渋滞等で時間通りにいかない事もあり、ツアーはちょっと自由度が低い感じがしていたので、これまではもっぱら電車で移動し、現地で自由に観光していました。
去年(2023年)の春、国営ひたち海浜公園に行ってネモフィラをみてみたいと思ったのですが、電車で行くと乗り換えが多く、歩く距離も長くなりそうで、バスツアーの方が良いかなと思い、はじめてはとバスのツアーを使ってみたら、思った以上に良かったのでその記録です。
バスツアーの良さ
昼食つきの日帰りバスツアーを選んだこともあり、移動手段や食事について何も心配する必要がなかったのは思ったより楽でした。地図アプリを頼りに移動するといったこともなく、どこで食事を食べるか、席は確保できるかといった事を考えることもなく、チケット購入に並ぶ必要もなく、観光だけ楽しむことができました。
バスの良さというより、主にツアーの良さなのですが、普段の旅行だと電車の時間や地図をいかに気にしていたかを改めて理解しました。バスの場合観光地やレストランまでバスが乗り付けるので、移動が楽で寝てしまっても良いというのも良かったです。
渋滞の可能性はあるのですが、予定より時間がかかる事を前提に本やゲームを用意して、もしくは寝る前提で準備して、バスの中をゆっくり過ごすぐらいで楽しむのが良いように思います。
価格も魅力だと思います。自分で電車を使って移動する場合と比較して、とても安価な費用で旅行することができました。
注意点
はじめてバスツアーを利用して気づいた注意点としては以下のようなものがあります。
予約は各種WEBサイトから簡単にできるのですが、ツアーによってはわりと早めに打ち切られることもあるようで、早めの計画が必要です。一方で、最小人数の規定があることがほとんどのようです、人数に満たない場合は実施されない、という可能性もあります。また、そもそも自分が行きたい日にツアーが開催されていないこともあります。
ツアーなので楽な分、自由度は減ります。当日思い立って別の場所に行こうとか、もうちょっと長く居たいといった調整はできません。とはいえ、自由時間はツアーによって異なり、長めのものもあります。
キャンセル規定もそれぞれのツアーで異なるので、これも要確認です。
渋滞についてはバスの場合どうしようもないので(特にゴールデンウイーク、お盆、年末年始等)、遅れる可能性があることを前提にスケジュールしておくのが一番だと思います。ゴールデンウィークでも、飛び石連休になっているような場合は、あえて(有給を使うなどして)、飛び石の平日に行くことで少し混雑を避けることができそうです。
実際のタイムライン
はとバスツアーの、ひたち海浜公園+あしかがフラワーパークを利用した記録です。
7:20(までに) ハトバスの新宿西口集合場所へ行き、バスに乗る際に受付
ツアーガイドの方が1名、運転手さんが1名の計2名で対応
7:30 出発、高速道路で移動
途中サービスエリアで一回休憩(私はバスに乗る前にコンビニで朝食を買っておきましたが、サービスエリアで朝食を買うことも出来ました)
10時ごろ ひたち海浜公園着
この日はスムーズに移動できたこともあり、予定より長い100分間自由時間
11:30 バス集合時刻
11:45 ごろ出発「6月のオーベルジュ」という栃木にあるレストラン移動
13:20 レストラン着、60分昼食(コースが予約されていた)
14:30 レストラン発、あしかがフラワーパークへ移動
15:00 ごろ あしかがフラワーパーク着、90分自由時間
16:30 ごろ 出発、帰路へ
途中の高速で渋滞が発生。予定ではサービスエリアに一回立ち寄り予定だったのが二回に変更
19:15 新宿西口に到着(予定では18時)
補足
このツアーはバス1台(はとバス運営)運行で、2列席 x 左右 x 10と+最後尾5人なので、最大45名乗車のバスでした(ガイドさんは前方補助席を利用)。トイレはついていませんが、1~2時間に一回はサービスエリアに立ち寄るようです。
バスのどの席かアサインされるかは当日行ってから決まるようですが、2人組で申し込んだ場合は基本、席を合わせてくれます。奇数人数の場合だれかが基本相席になるという形でした。ツアーによっては、席確約のサービス等もあるようです。
予約は、はとバスのWEBで簡単に実行でき、決済手段はクレジットカード以外にも、コンビニ払いや、銀行振り込みにも対応していました。
開催が決定するとメールでバーコードが送られてくるので、それを当日見せることで参加できます。